Match day

大宮の試合に関するまとめ

2019 MD9レビュー&10プレビュー 祝!4連勝!


【公式】ハイライト:大宮アルディージャvs横浜FC 明治安田生命J2リーグ 第9節 2019/4/14

 

結果 大宮2-1横浜FC

 

 

0.はじめに

やはり勝つのは良い。一週間を良い気分で過ごさせてくれる。

 

上司が余りポンコツ過ぎても気にならない。

 

ポンコツ過ぎる故にこっちが尻拭いさせられる。でも気にならない。

 

そのせいでブログを書く時間が全くない。でも気にならない。

 

常に最高の気分でいられる。

 

 

 

という事で、

 

 

祝 4 連 勝 ! !

 

 

序盤の躓きもなんのその、いよいよリーグ戦3位まで上り詰めてました。

 

一体どこまで行くんだろうという気さえしてきます。が、

 

それこそこの結果に満足してはいけないでしょう(笑)

 

かなり安定的に戦えるようになってきた印象を受けますが、まだまだ改善の余地がありそう。

 

ただ、今シーズンはその余地がちゃんと改善されるので、見ていて本当に楽しいです。

 

という訳で、9節を振り返りたいと思います。

 

今回は、両チームの狙いを中心に触れていきたいと思います。

 

1.Match day 9

1)スカッド&嚙み合せ

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予想通り、両チーム3-4-3のミラーゲームとなりました。

 

大宮は前節から河本、ファンマを入れ替え。横浜は1トップにイバを投入。

 

横浜の前3枚、控えめに言っても強い。

 

2)横浜の狙い

因みに今回は動画はないです。

 

色々な方の意見を踏まえて考えると、コンプラ、大事だよね(・´з`・)

 

ってことで、図解とYouTubeメインになっていくでしょう。図解は色々アドバイス欲しいです。

 

①攻撃面

さて、横浜ですが攻撃時にサイドのCB(通称HV)がワイドに開いてビルドアップします。

 

DHの1枚が下がったり上がったりして、相手のプレスや守備に合わせて3バックだったり、4バックにしてきます。

 

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大宮に対しては、相手WBが奥井・酒井を釣り出して裏を狙ったり、或いは2DHの脇を使いたいという意図がベースにあったと思います。

 

 

また、大宮のプレッシングを誘導して攻撃する形も見せてきました。

 

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DFラインがワイドに開いて、サイドチェンジ。そのタイミングで大宮は前3枚+DH2枚でプレッシング。

 

基本的にコンパクトに守る大宮ですが、この様に大きく展開されると、その瞬間は全体が広がる事となります。

 

横浜はそれを狙って、2DHと大宮最終ラインの間に出来たスペースで、イバや斎藤が受ける。

 

或いは、相手WBがこちらのWBを釣り出してその裏にシャドーが入り込む等といった攻撃を見せてきました。

 

②守備面

一方、守備時は大宮同様、基本的に5-2-3で守ります。

 

但し、激しくプレッシングするのではなく、どちらかというと中央に入れさせないよう制限する守備。

 

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ボールサイドの逆にいるシャドーは、少し引いてDH脇を使われないように考えていたのかな。特に斎藤が上下するシーンはよく見られました。

 

3)大宮の狙い

①攻撃面

横浜の狙いは特に間違ったものではない様に感じます。

 

ただ、精度が若干甘かったように感じます。

 

まず、これまで散々触れてきました通り、大宮はビルドアップについては2パターンあります。

 

  • 通常は3-2-5でビルドアップ
  • 相手が中央を制限している場合等は4-1-5にしてサイドからビルドアップ

 

となると、今回の場合は4-1-5になりますが、初めは3-2-5からスタートし、試合の流れを見て徐々にその形へ変化させてきました。

 

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前半15分頃には、相手シャドーが安易にプレッシング、あっさりと縦パスが入りDH脇に侵入することが出来ました。ほんとあっさり。

 

 

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少し遡って、7:30頃。こちらは、相手3トップの外側に2DHが出て、片方のDHが相手を引き付け、シャドーが相手DH脇に侵入し、そこを狙うといった内容。

 

最終的には、食いついたHVの裏を狙います。

 

但し、結果的に決定的な攻撃の糸口が見つからないため、4-1-5へ変更しサイドから崩すよう試みます。その形が上記1.2).②です。

 

そして、今度はそこから河面が上がって後ろを2CBのみにする形を取ってきます。

 

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中央を制限する横浜に対して、河面が1列前へ。シャドーの大前が大外に流れます。

 

酒井は相手WBを留めている事から、大前がフリーでボールを持つことに成功する、というシーンでした。

 

やはり大前がフリーで持つと攻撃面では驚異的。1点目も大前の縦パスがきっかけでしたね。

 

 


4/14・横浜FC戦 29分 #22フアンマ を起点とした展開から最後は自身が押し込み先制ゴール!

 

この様に、大宮は相手を見ながら試合の中で上手く変化をつけ、試合を優勢に進めることが出来たと思います。

 

②守備面

対して、守備ですが大宮の守備は大きく分けて3つ。

 

  • 相手のビルドアップに対しては5-2-3で中央を制限。
  • 自陣では5-4-1をコンパクトにして守り、スペースを与えない。
  • 相手が崩せず、一度バックパスで組み立て直そうとしたタイミングで5-2-3プレッシング。

 

5-2-3で中央を制限する形は、これまでも触れてきたと思います。

 

また、5-4-1でコンパクトに守る形は、試合を重ねるごとに徐々に良くなってます。鹿児島戦でも触れました。

 

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これらの守備が崩されるというシーンは、ほとんど無かったと思います。

 

一方、コンパクトにしている逆サイドは、フリーな選手がポジションを取っています。

 

失点シーンは中央を固めた結果、逆サイドで少し余裕のある状況で持たれてしまった事も要因として挙げられると思います。ここが気になる点。

 

更にもう1点、前述1.1).①のプレッシングしている図解の場面です。

 

5-4-1、5-2-3、どちらも相手が後方でサイドチェンジした際にプレッシングをかけます。その際に、全体が広がるのでライン間にボールが入るリスクは高まります。

 

前半初めの方はそういったシーンが多いように感じました。ここも気になる点かなと。

 

4)まとめ

以上のことから、今節までみた感じだと

 

  • 攻撃面では、状況に応じてビルドアップの形を修正しながら、今シーズン仕込んでいるサイドでの三角形や右サイドの連動した攻撃を繰り出せるようになってきた。
  • 守備では、5-4-1や5-2-3でセットした状況で大崩れすることはなさそう。但し、幅を使って全体を動かされる場合については注意が必要。

 

という事が言えるかなと思います。

 

10節を前にして、大凡基本となる形は仕上がってきたのではないかと感じます。エルゴラッソの記者の方が非常にうまいことを仰られてました。

 

 

戦術的に無理しない。

 

まさにそんな印象ですね。

 

ん?ところで次の相手は誰でしたっけ?

 

 

2.Match day 10 プレビュー

次の相手。

 

そう、町田ゼルビアです。

 

戦術的に無理しないといけなさそうな相手です(笑)

 

果たして高木監督は、独特な戦い方を用いてくる相手にどう対応してくるのでしょうか。

 

1)嚙み合せ

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町田はご存知の通り、4-4-2の布陣を用いてきます。

 

そうなると従前からお話している通り、WB誰が見るの問題・・・シャドーは・・・・

 

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んなわけないですね(笑)

 

はい、町田さんは最早サッカーファンなら常識の、超圧縮から同サイド攻撃という戦法を用いてくるチームです。

 

次節はほぼほぼこんな形の盤面になるのではないでしょうか。

 

逆サイドのスペース、凄いっすね(笑)

 

2)試合のポイント

まず、町田を理解するにはこのブログ読むなんかより、こちらの記事参照にした方が分かりやすいと思います(笑)

 

birdseyefc.com

 

要は密集地帯がオーバーロード、反対の過疎化しているとこがアイソレーションという事ですね。

 

そんな中で、町田は極端にオーバーロードさせ、その状況を逆手に取ってそのまま突っ込んできます。

 

note.mu

 

こちらの記事で語られている通り、町田がこの戦法を取る一番の理由は、

 

狭く攻撃して狭く守る事で、攻守を可能な限り一体化させ、切り替えの隙を極力作らない

 

ことにあります。

 

もっと簡単に言うと、「狭く守ってそのまま狭く攻撃すれば、奪われてもすぐ奪回出来るっしょ」という事になるかと思います。

 

zelvialife.hatenablog.com

 

そうなると、町田に対するポイントは

 

  1. 逆サイドのスペース!
  2. 或いは徹底的に同サイドで戦い抜く!

 

になろうかと思います。因みに俺がチェックした福岡戦もこの2点を中心とした、対町田対策を仕込んできました。

 

3)逆サイドのスペース

まず、逆サイドのスペースをどう攻略するかです。

 

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恐らくこうしてDHやシャドーが降りてきて、相手SBの脇に逆サイドに張っているWBが侵入し、ボールを放り込むみたいなシーンは多くみられる事になろうかと思います。

 

問題はその後ですね。

 

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当然、裏に出すのもアリでしょう。

 

また、スライドした逆サイドにまた放るのもアリかもしれません。

 

或いは、自ら持ち出しシュートまで持っていく、パスを出す等の選択しもあると思います。一番分かりやすいのはこのシーンじゃないかと思います。

 


9/15・町田戦 13分 大前元紀のロングパスから初出場のダビド バブンスキーがシュートを放つ

 

昨シーズンの熊谷開催の試合です(懐かしい・・・この時は希望をもってたなぁ)。

 

バブンスキーの抜け出しも良いですが、大前のパスも素晴らしい。また、富山がDFラインを引き付けているのも効果的ですね。

 

こうした展開は当然カギになると思います。

 

4)同サイドアタック

町田は基本的にカウンターでの攻撃を主としているので、当然前からプレッシングをかけてきます。

 

守備時の布陣は基本的に4-4-2ですが、こちらが後方でサイドチェンジした際に、SHとSBが押し上げて3-4-3気味にプレッシングを仕掛けてくる事があります。

 

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そのプレッシングを逆手に取って、相手CBを引き付けているCFを経由しながら、相手SB裏にシャドー或いはWBが侵入するという形も出来るかと思います。

特にこの形自体は、今シーズンの大宮が仕込んでいる攻撃パターンでもあるので、こうした展開から得点出来ると胸アツです。

 

5)まとめ

以上のことを踏まえ、10節町田戦を観るポイントを以下の通りとし、次の記事で確認したいと思います。

 

  • サイドチェンジを用いた攻撃はどのようなものだったか。
  • 同サイドから攻略する試みは行ったか。
  • カウンター対策

 

攻撃面に関しては、確実に仕込みがあるでしょう。ただ、カウンター対策。

 

こちらには触れられませんでしたが、どう設計してくるかは楽しみの1つではあると思います。

 

3.おわりに

昨シーズン、開幕戦に見事勝利しその勢いを持ったまま挑んだ町田戦、しっかり負けました(笑)

 

そして、そこから徐々に歯車が狂い始めたように思います。

 

そういう意味では鬼門となる、今週末の町田戦。相手は前節勝って勢いを増してます。

 

ここを乗り切れば、今度は自動昇格圏が見えてきます。

 

やはりまだまだ負けるわけにはいきません。

 

最後に、前節全体で2位、J2では1位だったこのゴールシーンを張っておきますので、皆さん今からモチベーションを高めて、5連勝を達成しようじゃありませんか。

 

絶対に勝ちましょう!

 

以上

 


4/14・横浜FC戦 54分 カウンターから #5俊輝、#8茨田 で崩して #22フアンマ がこの日2ゴール目を決める!

 

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2019 Match day 8レビュー&9プレビュー


【公式】ハイライト:鹿児島ユナイテッドFCvs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第8節 2019/4/7

 

結果 鹿児島0-2大宮

 

 

0.はじめに

出来が良いのに先制されたり、逆に出来が悪いのに無失点で終えたり、サッカーとは奥の深いスポーツですね。

 

無事、三連戦を三連勝で終えることが出来ました。

 

去年と比較すると、勝ち点も倍みたいですね。それだけで、今年は順調にここまで来てることが分かります。

 

ただ、8節はこの三連戦の中ではだいぶ苦しんだ内容だったかなと思います。そんな中でよく耐えたなと。

 

なので今回は、苦しんだ理由とその改善にフォーカスを当ててまとめたいと思います。

 

1.スカッド&嚙み合せ

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大宮は前節から菊地とシモヴィッチを入れ替えてきました。対する鹿児島は、これまでの4-1-4-1ではなく4-2-3-1の布陣で試合に入ってきました。

 

相手からすると、4-4-2の時と同様に「WB誰が見るの問題」が発生しますが、一方で大宮視点でいうと「トップ下誰が見るの問題」が発生します。

 

そんな中で、前半は大宮の守備のギャップを上手く使われてた展開が続いたように思います。

 

2.苦しんだ理由~鹿児島の狙い~

前半の大宮は、守備時に相手SBとSHをWBとCBで対応する形を取ってきます。

 

恐らくこれは、相手が4-1-4-1で来ることを想定して初めから決まっていたものと考えられます。

 

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あとはアンカーを抑えちゃえば、相手のビルドアップを制限して試合を優位に進められるという算段でしょう。

 

ところが、相手は4-2-3-1でした。先程言った通り、「トップ下誰が見んの問題」があります。

 

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4-1-4-1の相手に対しても、同様ですが相手SBとSHにWBとCBで対応すると、CBの所にギャップが生まれます。

 

4-2-3-1の場合、ギャップの近い位置にトップ下がいるので、CBが釣り出されたスペースをCFと入れ替わり等を行いながら、有効活用出来るようになる訳ですね。

 

恐らく、鹿児島はこれを狙ってきたのだろうと思われます。

 

実際に動画で確認してみましょう。

 

 

これはこちらの右サイドパターン。釣り出されてはないですが、CB(畑尾)がサイドの選手を見ている隙に、その後ろから侵入されるシーンでした(以下画像)。

 

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こちらは裏をとられた訳ではないですが、CBが分かりやすく釣り出されてるシーンです。

 

こうした事を基本としながら、アグレッシブに奪いに来る鹿児島に対して中々思った通りの試合運びが出来なかったのが前半だったと思います。

 

3.対抗策~高木監督の修正力~

しかし、前半の最後の方から、特に後半についてはそういったシーンは極端に減ったかなと思います。

 

もちろん、後半開始早々に先制出来たことも大きいですが(盾で殴れるのはデカい!)。

 

高木監督は後半、以下2点の修正を図ってきたものと思われます。

 

  1. 前線からのプレッシングで相手のビルドアップを制限。
  2. そこから逆サイドを捨ててコンパクトな陣形を保つ事で、スペースを生み出さないよう対応。

 

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これは先制直後の大宮の守備図ですが、ポイントは左サイドに圧縮している点でしょう。

 

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こちらは63:30頃のシーン(すみません、画像の記載間違えました)ですが、5-4-1気味にする事で相手SBを大前が見る形を取っています。

 

どちらも共通して、逆サイドのSBは敢えてフリーにしています。高木監督は守備を圧縮する事で、釣り出されない=スペースを発生させないという対策を打ってきました。

 

仮にWBが少し前に出てもDHがカバーする等、とにかく前半にウィークポイントとなっていた点は確実に修正を図ってきます。結果、その守備からのトランジションで生まれたのが以下のチャンスシーンです。

 


4/7・鹿児島戦 63分 右サイドを抜け出した #19奥井 が持ち込んでシュート

 

そして、この後67:00頃に茨田→小島を投入、石川を一列上げます。更に71:00頃にファンマを投入する事で、よりプレッシングが掛けやすい状況を生み出します。

 

結果的に70:00~80:00にかけては、鹿児島にあまりチャンスを与えずに凌いでいたと思います。

 

最後は大宮も引いて守っていたので、鹿児島に押し込まれる場面もありましたが、バブンスキーのゴールで試合を決定付けることが出来ました。

 

4.レビューまとめ

昨年は「修正力の無さ」が大きな課題としてありました。

 

しかし、この試合ではそもそも相手の戦い方を事前にスカウティングしており、結果的に発生したミスマッチを後半で修正するという、監督の力がより分かる試合だったかなと思います。

 

試合内容は微妙でしたが、スコアとしては2-0という三連戦で一番いい結果で終えることが出来ました。

 

順位的にも、とりあえず昨年の定位置(笑)まで戻ってくることが出来ましたし、首位とも3pt差まで迫っています。

 

この後も全部勝つってことは簡単ではないですが、出来れば早い段階で自動昇格圏内には入り込んでおきたい所です。

 

特に次からは横浜、町田、千葉と本来の力をまだ発揮出来ていないチームとの戦いになります。逆に言うと、いつ発揮してくるか分かりません(笑)

 

ここまでの結果に油断する事なく、次に進めると良いなと思います。

 

5.9節プレビュー

1)嚙み合せ 

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まず、嚙み合せですが昨年は3-3-2-2が多かったイメージの横浜FCですが、今年は3-4-3が多いようです。そうなると、久しぶりにミラーゲームになるものと予想されます。

 

ミラーゲームのポイントは1対1で負けない事になります。

 

そういう意味ではレアンドロドミンゲス、イバとおなじみの強烈キャラがいる横浜は怖いですね。最近カズもスタメンで出てきてますが。

 

2)スタッツ

次にスタッツを比較します。

 

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因みに毎回つけてくと分かるんですが、大宮は試合を追うごとに数値が良化傾向にあるかなと思います。特にAGI、KAGIはリーグトップ5位内ですから、だいぶ整備されている証拠かと思います。

 

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さて横浜と比較すると、ゴールに関連する所はほぼほぼ大宮が上ですね。まぁこれは順位が上なので妥当ではありますが。

 

それ以外の数値も、紙一重で大宮が上というのが現状の両チームでしょうか。

 

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ポゼッションも若干大宮が上ですが、これはイーブンになるでしょうね。

 

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AGI、KAGIについても大宮が上。

 

特に、大宮のAGIが57.1に対して横浜のKAGIが51.6ですから、大宮の攻撃ターンになった際にはより多く敵陣に侵入できるんじゃなかろうかと予想します。

 

ここは結構ポイントかもしれません。

 

3)横浜FCの戦い方

 とりあえず、直近の福岡戦を見ました。カズが先発した試合ですね。

 

①攻撃

攻撃は多分3-2-5でセットしてきますが、繋ぐサッカーというよりも前線に放り込んで、そのこぼれ球から速い攻撃を仕掛けてくる印象がありました。

 

ビルドアップが上手くいってないからそうなっているのか、今年はそういう狙いを持っているのか、その辺の判断は正直1試合だけでは判別出来んかったです。

 

ただ、何となく上手くいってない様には見受けられます。正直このサッカーなら何でイバが先発じゃないんだ?とか、色々と疑問に残る点もあり・・・。

 

一方、間違いなく脅威となるのが23番の斎藤選手。

 

ドリブル出来る、シュート打てる、体格の割に身体も強い。めっちゃ良い選手です。

 

ミラーゲームの場合は1対1で負けない事がポイントになると言いましたが、そういう意味で彼は脅威です。

 

彼にボールを持たれDFが剥がされたりすると、ピンチに直結してしまうかなと思います。カウンターには要注意です。

 

②守備

守備では大宮と同様に5-2-3でセットしてしてきます。

 

ただ、特にコンパクトに保つ訳でもなく、前線からのプレスもイマイチ効果的じゃない事もあって、5-2-3の急所であるDHの脇に通されてピンチを招く場面が多々ありました。

 

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福岡戦では、この脇のところをWBが埋めるような形も見れましたが、結果的に今度はその裏が空きます。

 

また、次節は我々も同様にサイドにWBが張るような形になるので、横浜FCとしてはまず守備の整理が急務かなと。

 

大宮としては、サイドでの連携はだいぶ定着してきましたので、まずはこのDH脇を狙って攻めに出ることが有効かと思います。

 

4)まとめ

そういう訳で、横浜FC戦のポイントについては

 

  • 斎藤光毅を止めよ!
  • DH脇を使え!!

 

の、シンプルな2点にしたいと思います(笑)

 

なんというか、昨年度までの積み上げがあるはずなんですけど、何故か迷いが感じられる今の横浜FC

 

より攻撃的になりたいのかな。その辺まで読み取れませんでしたけど。

 

ただ守備の問題が整理されないと、ホームである大宮側のペースに持ち込みやすくなると思います。

 

今週、降格組はルヴァン杯もあって実質5連戦くらいの日程。しかもこの寒暖差。

 

ターンオーバーしてるにせよ、中々コンディション保つのも容易じゃないでしょう。

 

そんな中で、ここで四連勝が出来ると柏あたりとは一気に差を詰めれるかもしれません。

 

必ず勝ちましょう!

 

以上

2019 Match day 7レビュー簡易版


【公式】ハイライト:大宮アルディージャvsファジアーノ岡山 明治安田生命J2リーグ 第7節 2019/4/3

 

結果 大宮2-1岡山

 

 

 

 

0.はじめに

 

平日ミッドウィーク開催にしてはかなりのお客さんが見に来ていたこの試合。

 

非常に素晴らしい内容で、私も行って良かったなと思いました。

 

最後の最後にDFが決めて逆転勝利。大宮っぽい勝ち方ですね(笑)

 

今節は、取り上げたいシーンが多々ありました。

 

また私が前回のブログでポイントとして挙げた2点、

 

  1. 切り替え時の守備
  2. コンパクトに守備してくる相手に対してどうビルドアップを図るか。

 

mexicorange.hatenadiary.jp

 

についても、しっかりと対応されていました。

 

この辺も記事にしたい!

 

が、一方で3連戦の2試合目という事で全然まとめる時間がありません(笑)

 

この記事もギリギリで作業してます・・・。

 

という事で今回は、良い攻撃と良い守備が一連の流れで見れたシーンがありましたので、そこだけに焦点を当てたいと思います。

 

ざっと3,000文字いくかなぁという内容ですので、鹿児島戦前にサクッと見て頂ければなぁと思います。

 

1.21:50からのシーン

今回取り上げたいのは、この攻撃から守備までの一連のシーンです。

 

 

攻撃、切り替え、守備と一連の流れが非常に分かりやすいシーンかと。

 

俺がサッカーを見るにあたってベースとしているのが、「モダンサッカーの教科書」という書籍で紹介されている分析のフレームワークです。

 

www.footballista.jp

 

なんかステマっぽいですが(笑)

 

チーム分析のフレームワークの箇所だけ読んでも、だいぶ見方が変わるんじゃないかなと。大宮サポの方で、まだ読んでいない方にはお勧めです。

 

今年最初に投稿した当ブログの記事で、「攻撃」「切り替え攻/守」「守備」に分けて分析したい旨を書きましたが、そうしようとしたのはこの書籍から来ています。

 

細かい内容は置いておきますが、要は現代サッカーというのは

 

①攻撃

②ネガティブトランジション(被カウンター時)

③守備

④ポジティブトランジション(カウンター時)

 

4つの繰り返しで構成されており、そこからチームを分析するというものです。

 

今回取り上げたシーンはまさにその流れ通りで、大宮の戦い方を理解するにはうってつけかなと思った次第です。

 

2.攻撃

まず、攻撃について。相手は4-4-2で守備を整えています。

 

大宮は、一度敵陣で攻めるも攻めきれず、ミドルサードまでラインを上げているDFまでボールを戻している状況です。

 

その中で、石川がDFに降りているので、4-1-5をベースとした形で再び攻めに出ようとしています(実際はシャドーも降りていて4-3-3気味です)。

 

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図の通り、石川から畑尾へのパスで攻撃のスイッチをいれます。青で色塗している箇所がそれぞれのマークです。

 

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※画像に誤字がありますが見逃してください(笑)

横パスが入ると、茨田がボールを受けに来ます。そうする事で、相手DHを引き付ける事になります。

一方で、茨田が空けた箇所に大山が侵入。茨田にボールが入った瞬間に奥井も下がって貰いに来ます。この時、相手SBを引き付けると。

 

その結果、相手SB裏に広大なスペースが生まれます。

 

相手のマークを考慮した、連動した良い動きになってます。

 

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その後、茨田は奥井にパスを出した瞬間にスペースへ向かいます。

 

奥井が大山に預け、ワンタッチで再び茨田へ。

 

相手SBとDHはそれぞれのマークを見るべきなのか、茨田を見るべきなのかで判断が遅れ、茨田はドリブルでスペースへの侵入に成功します。

 

非常に素晴らしい崩しで、俺も試合中に「完璧だーー!」とか言ってしまっていた気がします(笑)

 

ここでのポイントは以下です。

 

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これまで再三ブログでも述べてきましたが、サイドで三角形或いはひし形を形成しての崩し。これがバッチリはまりました。

 

図のように、三角形2つ(菱形は瞬間的なものでした)が形成され、1人の持つ選択肢が複数ある状況を作れています。

 

また、この状況に於いては所謂5レーン理論の原則(一列前の選手が同一レーンにいてはいけない等。詳しくはリンク参照。)もしっかり守られています。

 

www.footballista.jp

 

こうした形、これまでも何度かありました。

 

ここまでくるともう偶然ではないでしょう。

 

大宮アルディージャにも、やっと再現性のある攻撃の形が仕込まれていると断言して良いと思います。

 

3.ネガティブトランジション(被カウンター)

結果的に先の攻撃は失敗に終わります。そして岡山は、奪ってすぐに切り替えて攻撃に出ようと試みます。

 

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対して大宮は、画像の通り基本的にはDH2枚でまず相手のカウンターを制限しようと試みています(このシーンでは奥井も関与してますが)。

 

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更にその後ろには、カウンターを予防するためにCB3枚が残って待ち構えています。

 

要は攻撃時、前線は基本5枚で仕掛けていくのに対して、中盤から後ろは「後ろから3-2」の形で被カウンター時の予防も行っているという訳です。

 

因みに、4-4-2の際に攻撃が良くなる傾向がありますが、これは相手が引いているのでボール保持がしやすいという状況があるのと同時に、後ろを2-2にする事で前線の枚数を増やし、より厚みのある攻撃を行おうとする意図がある、という事が1つ挙げられます。

 

つまり、3-4-2-1では攻撃と被カウンター時のバランスを上手く考慮しているという風に考えられます。故に、攻撃時に上手くハマらない局面がこれまでに発生していたという訳です。

 

4.守備

被カウンター時の対策を行っている事で、相手は中盤までは持ち込むものの、その後攻撃を成功させることはできませんでした。

 

大宮の帰陣もかなり早く、

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敵陣で奪われてから相手のカウンターを遅らせて、20秒かからずに守備ブロックを形成して相手の攻撃を制限する事に成功しました。

 

結果的に、岡山は攻め手がなくなり裏へボールを蹴るものの通らずゴールキックへ、再び大宮ボールでゴールキック・・・。

 

と、ほぼほぼ完ぺきにこなせてました。

 

5.ポジティブトランジション(カウンター)

さて、では大宮のカウンターはどうかというと、そのシーンもピックアップはしてます。

 

してますが!間に合いませんでした!(笑)

 

少なくともこの一連のシーンとは別になりますので、機会を見てまた紹介したいと思います。

 

6.まとめ

という事で、7節については戦い方のベースについて取り上げてみました。

 

今後、当然相手も対策を図ってくるものと思われます。ただ、戦い方のベースがあるというのは非常に大きくて、これがまだ浸透していないチームは未だ苦しんでいる状況が見受けられます。

 

逆に大宮は高木監督初年度、3バックということを考えると、シーズンの序盤にしてある程度浸透しているということ自体が良い傾向ですし、今後強みになってくると思います。

 

鹿児島戦については、正直直近の試合見れてません。シーズン当初に比べて若干調子落としているようですが、開幕戦では結構アグレッシブに戦ってくる印象があります。

 

ただ、浸透してきたこの戦い方をベースに、落ち着いて戦う事が出来れば心配はないと思います。(油断とは違います笑)

 

3連戦の最終日、ここを3連勝で乗り切れれば、その後に続く昇格候補チームとの戦いに自信をもって挑めると思います。

 

絶対に勝ちましょう!

 

以上

2019 Match day 6レビュー&7プレビュー


【公式】ハイライト:V・ファーレン長崎vs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第6節 2019/3/30

 

結果 長崎0-1大宮

 

0.はじめに

さて、三連戦の初戦です。

 

ブログ書く側にとってもこの三連戦は結構つらく、仕事やってたら尚のこと厳しいです。

 

と言うか全部は書けません!(笑)

 

ってことで、三連戦中は自身の振り返りだと思って、超簡易版で行きたいと思います(笑)

 

サクサクいきますよ!

 

1)スカッド

まずスカッドは以下の通りです。

 

f:id:mexicorange:20190331205758j:plain

 

大前がスタメン復帰。果たして守備面でどうなるか不安はありましたが、結果としては大丈夫でしたね。でしたよね?

 

2)ポイント

さて、この試合のポイントは前回のレビューに書いた通り、以下2点になります。

 

 

因みに前回のブログは以下です。

 

mexicorange.hatenadiary.jp

 

①については、奪ってから素早く攻撃に切り替え出来るか。

 

②については縦パスを制限しながら、相手にボールを「持たせてる」という状況に出来るか。

 

という事になりますが、この2点に絞って確認していきたいと思います。

 

1.奪ってからの切り替え

結論から言うと、出来ていたと思います。特に前半。

 


3/30・長崎戦 16分 #10元紀 が前線で上手くボールを引き出し連続でシュートを放つ

 

特に1本目のシュート前ですね。

 

f:id:mexicorange:20190331212227p:plain

 

上手く前からのプレッシングがハマって、すぐに攻撃に転じることが出来ました。

 

更に、

 

 

次項とも重なりますが、縦を制限してから素早く攻撃に転じる意識ははっきりわかんだねって感じでした。

 

長崎のネガトラに若干問題がありそうなことはスカウティング済だったように思われます。

 

残念なのはこれが得点に繋がらなかったことですが、これは長崎のGK徳重が当たっていたこともあり、致し方なしかなと。

 

こうして狙いをもって攻撃をしているという事実が大事でしょう。

 

2.縦パスの制限

「縦に入れさせない」という意識は非常に高かったと思います。

 

その一つが前項の動画になりますが、以下のシーンも同様です。

 

 

変にプレス行くなよ!サイドは切らなくて良いからな!

 

と思ってたら、ちゃんとやってくれたので安心しました(笑)

 

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この試合、大前の守備に関しては大きな問題にはならなかったかなぁ、と思ってます。

 

ならなかった「だけ」かもしれませんが(笑)

 

大前の守備タスクは、多すぎないである程度明確に出来ればなと思ってましたが、何となくこの試合がベースになりそうな気がします。

 

それと、チームとして縦を制限するという意識が高かったのも好印象でした。

 

3.まとめ

という事で、5節で挙げたポイントがうまく出来ていた点だけみても、非常に満足な試合となりました。

 

守備に関しては、とりあえずは今の形を積み上げていくことでしょう。

 

何やかんや、流れで取られたのは琉球戦だけ。

 

若干サイドの守備にまだ不安が残りますが、これは試合を重ねて精度を高めるしかないでしょう。

 

そして、攻撃面。

 

今日は記してませんが、サイド攻撃等攻めの形もだいぶ整ってきたかなと。

 

あとは流れで取れると最高ですね。そろそろ決まりそうな気がしますが。

 

セットプレーで得点出来たこともプラス材料。

 

困ったときはセットプレーで取って、何とかptを積み重ねてくしかないですからね。

 

こうなると次節の岡山戦が非常に楽しみになってきます。

 

4.7節岡山戦プレビュー

まず、先に言っておきますが岡山強いです。

 

何というか、全体的に強度が高い。

 

皆さん舐めてはいないと思いますが、気を引き締めて試合に挑んだ方が良いと思います。

 

1)スタッツ

さて、スタッツの比較です。

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ぱっと見、そんなに大差ないように見えますね。

 

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やはりグラフ化しても、大きな差は見えてこないです。強いて言えば、被攻撃回数が若干多い割に、失点が少ないといったところでしょうか。

 

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平均ポゼッションについてもほぼイーブン。さらに、

 

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AGIとKAGIの比較(データの内容は前回のブログ参照願う)についても、若干大宮の方が高いくらいで、ほとんど変わらないといった両チームです。

 

そうなるとデータ上は、

 

  • 岡山も監督交代初年度であるものの、攻守ともある程度整備されている。
  • 特に守備は1試合平均0.8失点。長崎も同様であったが、KAGIの数値から見るに岡山の方が崩しにくい可能性がある。
  • 得点数等はイメージ通りの岡山。一方、インターセプトは大宮と同数(リーグ3位)なので、「奪われた後の守備」はポイントになるか。

 

といったところでしょうか。

 

2)嚙み合せ

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恐らく4-4-2で挑んでくると思われます。となると、前節同様シャドーの動きが攻守とも重要になってきそう。

 

また、三連戦の中日という事で、両チームターンオーバーしてくる可能性もあります。

 

3)岡山の戦い方

①攻撃

前節の対甲府をチェックしました。

 

攻撃面のポイントは2つ。

 

 

かと思います。

 

トランジションについては、中央で回収してから素早くイヨンジェへ!

 

 

ってパターンや、前方に蹴ったファジーなボールを回収して攻め立てる!

 

 

ってパターンが多かったと思います。

 

また、イヨンジェはじめ裏を取ってDFラインを引き下げる動きも多々あり。以下は一例。

 

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オフサイドラインの外にいたイヨンジェと入れ替わる形で裏を取る。

ただ、裏を取った後の攻め手はまだ整備できてない印象も受けます。どっちかというとトランジションが怖いです。

 

②守備

度々このパターンが登場しますが、コンパクトに守備陣形を保ちながらサイドに誘導する形を取ってきます。守備が堅いチームは基本これが出来てるよね。

 

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これは甲府がサイドチェンジしたシーンですが、あまりこうした場面は見られませんでした。

 

甲府はどちらかというと縦パスを意地でも通したいマンって感じでしたね。

 

岡山は割とボールサイドに圧縮してくる印象があったので、その逆は狙い目にはなってくると思います。

 

また、とにかく揺さぶりをかけることでゾーンを広げ、縦パス通すということも出来るかなと思います。

 

ただ、良いタイミングでプレスをかけてきたりするので、ボール保持時は結構苦労するかなという印象でした。果たしてどうなるか。

 

4)まとめ

という事で岡山戦のポイントは、

 

  • 相手のポジトラ対策、大宮視点でいうとネガトラはしっかり整備されているか。
  • コンパクトに保ってくる相手に対して、サイドチェンジ等を用いながらビルドアップを図れるか。

 

の2点に絞りたいと思います。

 

岡山については、攻撃の形がまだこれからという印象でした。

 

敵陣で崩すというよりは、トランジション、セットプレーのこぼれ球とかで点数を取るイメージ。これを防げるか。

 

一方で守備は堅いです。大宮は焦らずに、相手の敷いたゾーンに侵入出来るかどうか。

 

そこをポイントに見ると楽しいかもしれません。

 

いずれにせよ、連勝が欲しいですね。これに勝てば岡山を抜くことも出来ますし、一気に上位へ上がる可能性も出てきます。

 

桜も見ごろとなったこの季節に、大宮のサッカーも無事満開となるでしょうか(ん?

 

次節も勝ちましょう!

 

以上

2019 Match day 5レビュー&6のプレビュー


【公式】ハイライト:大宮アルディージャvs水戸ホーリーホック 明治安田生命J2リーグ 第5節 2019/3/23

 

結果 大宮1-1水戸

 

 

0.はじめに

お前ら、この結果に満足してんのか!?

 

 

 

 

 

すみません、ふざけました。

 

試合後のすったもんだは置いといて、冷静に振り返っていきます(笑)

 

4節のレビューを書いてませんけど、時間の都合というよりも、現実のお仕事(こっちも現実だけど)の方が一段落ついたことで、なんというか気が抜けてしまってやる気がおきませんでしたすみません(笑)

 

しかし水戸ちゃん強い。

 

「2トップが契約上の問題で抜けたからイケるやろ」

 

とか思ってたらイケそうでイケませんでした。ほぼイキかけました(ん?

 

ただ、徐々に良くなってるのかなと。確かに「結果」は欲しいところですけど、それを追うばかりではまた悪夢を見るんじゃないですかね。

 

別にチームがなくなる訳じゃないんです。どうか皆さん、気長に辛抱強く待とうじゃないですか。

 

1)スカッド

そんな訳で5節のスカッドは以下。

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菊地→河本、渡部→奥井、嶋田→茨田、三門→石川に変更。

これだけ変更しても、一定のクオリティを出せるのは単純に凄い。

 

そして狙いとしては、ある程度ボールを保持することを前提としたのかなと。前節、前々節と三門は悪くなかったですからね。相手を想定した戦法によって選手を入れ替えてくるところは個人的には好印象っすね。

 

一方、前3枚の組み合わせはまだ迷っているのかなぁとも思ったり。

 

2)ポイント

この試合、皆さん感じている通り90分の中の最初と最後は非常に良かったですね。

 

一方、守備も別に大きく崩されて点を取られた訳ではない。ヤバいシーンはあったけど、そりゃサッカーですからあるに決まってる。

 

そして大きなポイントとしては、試合途中に懐かしの「4-4-2」へシステム変更した点。

 

それで躍動感が出てしまうという(笑)

 

3-4-3で点取れないで4-4-2で点取るという、サポーターを煽りに来るスタイル。流石アジアの大砲

 

という事でこの試合は、

 

  • 前半上手くいった理由と水戸の対応。
  • 後半システム変更後、何故躍動したのか。
  • 上記2点を踏まえて、「4-4-2」に戻すべきなのか。

 

という事に絞って振り返ろうかと思います。

 

 

1.5節 前半の大宮

1)大宮の狙い①

①SBの裏

この試合、大宮の狙いはどこにあったのか。ここが重要です。

 

そしてそれは開始早々に見られました。


3/23・水戸戦 1分 右サイドを崩し #19奥井 のクロスに #22フアンマ が飛び込む

 

そう、SBの裏です。

 

皆さん覚えてませんか?

 

去年3バックを相手にした時に、このパターンでけちょんけちょんにされたこと(笑)

 

相手のSHとSBが、こちらのWBとST、今回でいうと奥井と茨田、逆サイドは酒井とバブンスキーに対してどう対応するのか、というのが一つポイントな訳ですね。

 

システムの嚙み合せで見ると、

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相手SHがWBを見ることで良いかなと思います。が、先の動画だと茨田が下がって受けに来てますね。逆に奥井は高い位置を取る。

 

それで生じるマークのズレを利用して攻略しようとしている、という狙いがあったんだと思います。

 

②水戸の対応

それに対して水戸は「WBに対してはSBが見る」という事で対応してきました。

 

実際、先の動画ではしっかりとSBが残っています。

 

ただ大宮は、それを待ってましたと言わんばかりの攻略していきます。

 

 

画像で説明すると、

 

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このシーンは、相手SBが釣られて出てくるのを利用して、そのスペースにSTが侵入するというものですが、SBの裏にSTがWBが侵入する形は左右で展開されます。

 

この崩し方は確実に仕込んできたものだと思います。

 

2)大宮の狙い②

①縦パスを通す

相手SBがWBを見る。

 

ってのは良いとして、じゃあ相手のSHにはどんな役割が与えられていたかって事になるんですが、それが分かるのが次のシーンです。

 


3/23・水戸戦 12分 #5俊輝 のミドルシュートのこぼれ球を #11バブンスキー が狙う

 

分かりませんね(笑)

 

このシーンのポイントはその前です。

 

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この様に、こちらの3バックに対して相手は2トップ。故に、残りの1枚をSHが対応する形を取ります。

 

このシーンでは、相手SHがサイド(奥井)のコースを切りながら畑尾と対峙。しかし、相手DHは大山を見ている為に縦パスのコースが発生してます。

 

更に、「相手SBがWBを見る」ことになってること、相手CBは正面の石川を見ないといけなくなっていることから、相手CBとSBの間(チャンネル)にスペースができ、先ほどの動画に繋がるという結果になります。

 

この縦パスの瞬間は思わず唸りましたが、前半良かった状況では良い縦パス、ライン間への侵入が出来ていたと思います。

 

要は上記1)、2)とも共通して、相手のマークを利用して出来るスペースを活用することが高木監督の狙いだったと思われます。

 

②それに対する水戸の対応

しかし、20分以降はいつもの戦術ファンマになってしまいました。

 

 

この様に、一向に縦パスが通らなくなります。もう少し詳しく見ると、

 

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この様に、あまり前からプレスをかけにいかず、縦へ通さないことをより意識し始めたのが前半20分以降だったと思います。

 

縦に通らず、サイドから上記1)のように崩す試みは何度か試されますが、時間とともにマークの受け渡しもハッキリしてきて、為す術もなくファンマへ・・・といったところだったかなと思います。

 

それでも、サイド攻撃は割と機能してたかなと思いますけどね、改めて観ると。

 

2.5節 後半の大宮

1)なかなか糸口を見いだせない状況

後半は前半の続きみたいな試合展開でした。

 

ただ、過去の記事でもこれまで触れてきた通り、サイドから三角形を形成して崩す形など、これまでの取り組んできた成果はあったと思います。

 

そんな中で水戸は、

 

 

この様に、今度は前から嵌めてきて追加点を奪おうとしてきます。

 

こういった状況で、中々積極的になれなかったのが後半の途中までの内容かなと思います。

 

2)4-4-2へ変更

①そもそも何故システム変更したのか

そして77分から、遂に4-4-2システムを発動させます。

 

高木監督はこう言いました。

 

大前を入れた時間帯以降、プレッシャーをかけにいくものの、足先のところで交わされたり、要は自分たちでボールを取れなかった。なので、ここはシステムを変更して、人に当てていく方が良いと思い変更に至った。 

 

要は、元々はマークのズレを利用して攻めていこうとしていたものの、それが悪い方に出てボールを奪えず修正を図ったと。

 

相手と同じ4-4-2にすることで、「誰がどの選手を見るか」というのをハッキリさせたということですね。

 

試合中にこうした修正を図れることが素晴らしいですが、それが功を奏します。

 

②攻撃に振り切った4-4-2

まず、このシーンを見ましょう。

 

 

めちゃくちゃ良い攻撃しよるやん。

 

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相手左SHは石川を見てましたが、奥抜がドリブルで持ち上がったことでそちらのケアをします。

 

相手SBも奥抜を見てるので、水戸はボールホルダーに対して2対1と数的優位は保ちますが、その反面ニアゾーン(オレンジのとこ)が空きます。

 

そこに奥抜が素晴らしいパスを出して石川、河面が見事ニアゾーンに侵入。

 

拍手ですね。素晴らしい崩しでした。

 

この時、逆サイドの酒井もPAに侵入してきますので、大宮は攻撃時6枚を使って攻め立てます。

 

状況と時間帯的にはまあ当然だと思います。

 

大宮は4-4-2にして以降、とにかく(当たり前だけど)攻撃にほぼ全振りするような形で、逆転を目指しました。

 

4-4-2で役割が明確になったこともあって、かなり流動的に動けてたとは思います。

 

③しかし一方で

では、ここでこの時の後ろの方を見てみましょう。

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怖い!これは怖い!(笑)

 

数的同数、一歩間違えれば即失点。大宮は命がけで攻めに転じていたことがこの図解を見ても分かるかなと思います。

 

それが一番顕著だったのは、AT最後の自陣PA付近で奥井がファール取られてFKを与えたシーンですね。

 

ただ、この状況、時間帯においてはそれも止む無しの選択だったのかなと思います。

 

3.まとめ ~4-4-2が正義なのか~

以上の様に、この試合の大宮は明確に

 

  • SBの裏を狙う
  • システムの配置を利用してライン間に侵入する

 

ことを目的として試合に臨み、序盤は良い内容で進むことができました。

 

また、これまでの取り組みもしっかり表れてましたし、失点についてはセットプレー。流れの中では点を取られてません。

 

しかし、対する水戸も試合中の修正力が半端なく、途中からはかなり難しい試合となってしまった・・・。

 

というのが、全体の印象です。

 

そして、後半最後に実行した4-4-2への変更について。

 

これは、

 

  • 監督が言う通り、試合中に発生した問題点(ボールを奪えない)を改善する為の策であった。
  • 通常の4-4-2よりもかなり攻撃に寄った形(前が6人とか7人)になっている。
  • カウンターへの備えは本当に最低限のものしかなかった。

 

ことを考えると、

 

次節以降、頭から4-4-2を選択しても攻撃がスムーズにいくとは限らない。

 

と思います。

 

仮に4-4-2にしたとしても、守備への備えを考えて攻撃時は3-2-5みたいな形をとる事になると思います。

 

それは、基本的には今の3-4-3と変わらない事になります。

 

むしろ、3-4-3が良くなっている兆しが見えるので、3バック自体はやめることはないんじゃないかと。

 

なので皆さん、冒頭で私が述べた通りもう少し辛抱しましょう(笑)

 

それよりも、5節の内容を見て次の試合がどうなるかに思いを馳せようではありませんか!

 

 

4.6節 プレビュー

1)スタッツ

まず、両チームのスタッツを比較したいと思います。

 

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といっても、数字の羅列だとイマイチ分かりにくいのでTanaLifeさん風にこれらをグラフ化してみました。

 

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各項目の最大値を100%にした時、どちらが優位かを比較してみました。

 

長崎のゴール数の少なさが一際目立ちますねが、シュート数・被シュート数・被ゴール数はどっこいどっこいかなってところ。

 

また、タックル・インターセプトの数値は大宮が優勢であるものの、長崎は大宮より敵陣深い位置に侵入してくる回数が多いという結果に。

 

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ポゼッションについては、大きな差はなさそうです。

 

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AGIとKAGIはリンク参照下さい。

 

AGIについては両チームどっこい、KAGIは大宮の方が高いです。

 

これらのデータを読み解くと、長崎については

 

  • ボール保持時は敵陣深い位置で攻撃を組み立てるスタイル。
  • 一方で、それがまだ結果(ゴール)に繋がらない。
  • 守備時は、自陣に押し込まれやすいが最後のところで凌いでいる。

 

のかなと考えました。

 

2)システムの嚙み合せ

長崎は今シーズン4-4-2を選択しています。という事は、嚙み合せ上では5節と同じような状況になることが予想されます。

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中盤(水色の部分)は同数で嚙み合っているので、やはり6節もシャドー(黄色の部分)の動きとWBとの連携は一つキーポイントになるものと思われます。

 

3)長崎の戦い方

①攻撃

とりあえず大宮と同じ3-4-2-1を採用している甲府戦をざっと確認しました。

 

攻撃についてはデータ通り、敵陣でボールを保持する時間帯は結構長いなという印象。

 

ただ、そこから中々攻め手がないというのが現状なのかなと思います。

 

なので、どちらかというとボールを持たされているイメージが近いですね。

 

狙いとしては、長谷川悠に収めて連動した攻撃をするとか、CFが裏を取りラインを引き下げて出来たスペースを利用するとか、そんな感じかと思います。

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これは上手くハマった場面ですが、パスで崩せずロングボール等で裏を狙う場面は多いと思います。

 

時折サイドでひし形を作って崩す形も見られましたが、甲府戦ではそう多くはなかったかな?

 

あとは、やはり玉田がキープレイヤーで割と自由に動いている印象でした。

 

②守備

守備についても、崩してやられるというよりは、やはりこちらもデータ通りカウンターでやられる局面が多かったです。というか、甲府戦についてはそればっかりだったと思います。

 


【公式】ゴール動画:ピーター ウタカ(甲府)9分 ヴァンフォーレ甲府vsV・ファーレン長崎 明治安田生命J2リーグ 第4節 2019/3/17

 

これはかなり極端な例ですが、自陣やミドルサードで奪われると即ピンチになることが多い傾向は間違いないかなと思います。

 

因みに、清水慎太郎が決めたゴールも水戸のポジティブトランジションが上手くハマったことによるものでした。

 


【公式】ゴール動画:清水 慎太郎(水戸)52分 V・ファーレン長崎vs水戸ホーリーホック 明治安田生命J2リーグ 第3節 2019/3/9

 

4)まとめ

以上のことをまとめると、長崎戦のポイントは2つ。

 

  • 奪ってから、時間をかけずに敵陣の深い位置まで侵入出来るか。
  • ボール非保持時に、どれだけ縦パスを制限出来るか(相手に持たせている状況を作れるか)。

 

これまでは、過去の積み上げを活かしたチームとの対戦が多かったと思います。

 

一方長崎については、手倉森新監督の下、これからチームとしての成熟度を高めていこうとしている段階なのかなと思います。

 

ざっと見た感じ、大宮はしっかりと準備してそれを表現出来さえすれば、悪い結果にはならないんじゃないかなと踏んでます。

 

個々のレベルは高いと思うので、逆に今当たっておいて良かったというチームの一つかもしれません。

 

5)おわりに

いよいよ、昨年J1チームとの対戦を迎えました。

 

長崎は昨年の主力が抜かれているものの、やはり個々の能力は非常に高いです。

 

しかし、その代わりに引っ張ってきたのが、元代表で昨年名古屋でバリバリやってた玉田です。

 

当然全く侮れない相手です。

 

そしてご存知の通り、長崎は高木監督とファンマの古巣でもあります。

 

大宮としても、そろそろ3ptが欲しいところでもあります。

 

色々な意味で特別な試合になるんじゃないかなと思います。

 

5節の試合後は色々とありましたが、ここは改めて皆気持ちを1つにしてサポートしようじゃありませんか。

 

次こそは勝ちましょう!

 

 

 

以上

2019 Match day 3 レビュー&Match day 4 プレビュー


【公式】ハイライト:徳島ヴォルティスvs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第3節 2019/3/10

 

結果 徳島0-1大宮

 

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3節両チーム スカッド

 

 

0.はじめに

皆さん、ご安全に。

 

なかなか仕事が大変な時で、ブログの更新が遅れてしまいました。挨拶もついつい仕事に釣られて製造業スタイル。

 

さて、ようやく今シーズン初勝利を得ました!しかも、めっちゃ良い試合。

 

メンバーを入れ替え、前節までの反省点を見事に修正し、バブンスキーのゴラッソでウノゼロですよ。最&高。

 

そんな訳で、3節をレビューしていきたいと思いますが、今回は今までより簡潔にしていきたいと思います。

 

その分、次節のプレビューもしていきたいと思います。今後は(体力が持てば)極力プレビューをしていこうと思います。

 

 

1.徳島戦レビュー

1)守備面

①ファンマの岩尾ストーカー

これまで基本的に「5-4-1」の布陣で守っていた大宮ですが、この日はシャドーを上げて「5-2-3」で守る事が多かったと思います。

 

前回プレビューでも少し触れましたが、徳島が4バックだった場合に「岩尾誰が見るの問題」が発生する恐れがありましたが、大宮はその監視役をファンマに任せます。

 

 

簡単に図解してみました。図解は自信がないので、間違ってたら指摘してください。

 

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動画の少し後のシーンになります。これまでは、ファンマがボールホルダー(このシーンはGK)に対して最初にプレッシャーをかけに行っていたと思います。

 

しかし今節は、シャドーが大外のコースを切りつつ正面のCBを監視。ファンマは岩尾、DHも奪いに行けるように準備しておくことでパスコースを制限。

 

結果、ロングボールしか放れないという状況に追い込んでました。

 

ここのポイントは、ファンマも重要なタスクを任されてますが、各大宮戦術系ブログでも課題として触れられていた、シャドーの守備。

 

闇雲にプレスをかけず、かけてもしてもしっかりコースを切る…ちゃんと改善されてました。去年を考えると、ちょっと感動です(笑)

 

と、同時に今節はとにかく次のこと意識していたと思います。

 

②とにかく中央に縦パスを入れさせない

少し長いですが、この動画が分かりやすいでしょう。

 

 

縦に入れさせないことを意識しながら、時折攻撃的なプレッシングを交え徳島に何もさせません。

 

結局徳島の選手が1人DH脇まで下がってボールを受け、DFラインの背後にボールを供給するものの不発。

 

まあ、若干酒井が岸本に後れを取っているように見えますが、見なかったことにしましょう。

 

このように中央を制限してミスを誘発するか、プレッシングを交えてサイドに誘導しながら狩りに行く、というのがこの試合の守備のベースだったんじゃないかなと思います。

 

縦に入れさせないということは、ライン間に侵入させないという事でもありますから、その課題もクリアしてきます。

 

③岸本対策

徳島は前節、岸本へのサイドチェンジで多くのチャンスを作っていました。

 

今節も、その狙いがあったと思いますが、これに対しても大宮はしっかりと対応を図ります。

 

 

岸本が使いたいスペースを、酒井や河面でしっかりと埋めておくという対処は、かなり徹底されていたと思います。

 

結果、前半で岸本は交代。ほぼほぼ何もさせなかったと思います。

 

2)攻撃面

①大体のことが詰まっているゴールシーン

攻撃については、バブンスキーのゴールシーンを取り上げたいと思います。

 

 

前節までにも、切り替えの部分に関しての意識は垣間見られましたが、この試合は全体を通して、その意識が高かったと思います。

 

このシーンも奪ってから時間をかけずにファンマに当て、ファンマがバブンスキーに落として、あっという間に敵陣に侵入します。

 

②サイドでの三角形形成

しかし、カウンター自体は不発。そこで、バブンスキーが時間を作って上がりを待ちます。

 

そして、このブログや各大宮戦術系ブログでも語られている通り、サイドでの三角形(或いはひし形)形成で崩しにかかります。

 

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バブンスキーの質・・・だけではない

結局、綺麗に崩せなかったものの、バブンスキーにボールが収まりドリブルで中央へ侵入。

 

ゴール前にはそれなりに守備が居る状態だったものの…

 

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画像の通り、

 

  • ファンマはDFがべた付き。富山と渡部はDFラインの背後を取ろうとする。
  • このことで、DFはボールホルダーに対してなかなか詰められない。
  • 結果的にバブンスキーには十分すぎるシュートスペースが確保される。

 

という状況が生み出せました。要は、一人の力では成し得なかったゴールということです。

 

バブンスキーの質は、ドリブルでのキープと塞がれたシュートコースを回避してゴールを決めたという部分。

 

 

このように、このゴールは

 

  • 切り替えの意識
  • チームとして狙いを持った攻撃
  • 選手の質

 

という、今シーズンの大宮の攻撃を一纏めにしたようなシーンではないかと、個人的には考えてます。

 

3)レビューまとめ

 

これまでの課題を見事に修正し、また、今シーズンの狙いもハッキリ見て取れたこの試合。

 

スコアは1-0ですが、内容的には大変素晴らしかったと思います。

 

徳島にはほぼほぼ何もさせてません。

 

本当に最高の監督が就任してくれたのかもしれません…。

 

そうなると気になるのは次節ですよね!

 

2.山形戦プレビュー

1)山形の戦い方

①フォーメーション

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山形も大宮と同じく、3-4-3のフォーメーションでここまで来ています。

 

選手の特徴としては、阪野のフィジカル、三鬼の精度高いクロスでしょうか。あと坂元って選手もドリブル出来てゴールも決めれて、すごく良い選手です。

 

②守備面

守備については、基本的には引いて守って中央のパスコースを制限、時折高い位置からプレッシングをかけてきます。

 

 

恐らく守備陣形をコンパクトにして中央を絞り、サイドで奪いたい意図があるものと思われます。

 

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サイドは空けて中央を絞る

因みに画面じゃ切れてますが、右下にWBがいます。これが相手の大外の選手を見張っているような形になります。

 

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こちらも同様、縦パスを阻止してサイドに誘導する意図があるのではないかと思います。

 

③攻撃面

基本的にはカウンターがベースのチームだと思います。

 

攻守の切り替えについては結構な速さで行われます。

 

切り替えの部分で負けないというのは、次節のポイントの一つかもしれません。

 

じゃあそれだけなのかっていうと違くて、押し込んだ場合でも大宮同様サイドでの崩しを仕込んで来ているものと思われます。

 

頻度は多くありませんが、相手にボールを持たれる時間帯では注意しとくべきでしょう。

 

以上をまとめると、

  • 守備がしっかりしており、コンパクトに守ってくる。
  • 攻守の切り替えの意識が徹底されている。
  • ボールを保持されて押し込まれた場合、サイドで崩してくる可能性がある。
  • 触れてはいないが三鬼のクロス精度は危険、セットプレーは武器。

 

というのが、山形に対するざっくりした印象です。

 

2)スタッツ等

スタッツはFootball Labさんから引用しました。因みにKAGIとAGIというデータがあって、

 

【KAGI】

  • 相手の攻撃時間のうち、自陣ゴールから遠い位置でボールを持っていた時間の割合が高い
  • 相手の攻撃が始まってから、自陣のペナルティエリアまで到達するのにかかった時間が長い

 

場合に高くなる指数。

 

【AGI】

  • 攻撃時間のうち、相手ゴールに近い位置でボールを持っていた時間の割合が高い
  • 攻撃が始まってから、敵陣のペナルティエリアまで到達するのにかかった時間が短い

 

場合に高くなる指数とのことです。

 

要は、これまでの守備指標は直接的なプレーから算出される=守備的なチームの方が高くなる傾向であったのに対して、「チームとしての守備力=攻め込まれている状況そのもの」に対する指標ということです。

 

面白いデータかなと思いましたので参照してみました。詳しくはリンクを参照下さい。

 

www.football-lab.jp

 

それらも含めてスタッツをピックアップしてみました。

 

 (大宮)

ボール支配率:47.8%(リーグ14位)

インターセプト:平均3.3回 (リーグ3位)

タックル:平均26.3(リーグ6位)

シュート成功率:11.7%(リーグ7位)

ゴール数:平均1.3 (リーグ7位)

被シュート成功率:10.8%(リーグ14位)

被ゴール数:平均1.3(リーグ13位)

30mライン進入回数:平均36回(リーグ11位)

KAGI:56.1(リーグ2位)

AGI:54(リーグ7位)

 

(山形)

ボール支配率:45.6%(リーグ19位)

インターセプト:平均2.3(リーグ13位)

タックル:平均32(リーグ1位)

シュート成功率:14.3%(リーグ4位)

ゴール数:平均1.7(リーグ4位)

被シュート成功率:6.7%(リーグ10位)

被ゴール数:平均0.7(リーグ5位)

30mライン進入回数:平均22.7回(リーグ21位)

KAGI:48.3(リーグ10位)

AGI:52.4(リーグ9位)

 

山形のゴール数と失点数に目が引かれますが、タックルがリーグ1位なんですね。大宮はインターセプトがリーグ1位です。

 

また、KAGIは大宮が高いということで、3節終えた時点では割と上手く守れてきたってことになるのかなと。

 

確かに琉球戦のショックで忘れそうですが、甲府戦・徳島戦は無失点ですからね(笑)

 

3)4節のポイント

そうしたことを踏まえて色々考えてみましたが、

 

  • ミラーゲームとなるので、当然1vs1の勝負に負けない事が試合を左右する。
  • 特に、攻守とも切り替えの局面で負けると、難しい試合展開もあり得る。
  • 相手に持たせてる状況では、押し込まれなければ大丈夫。徳島戦の様に意図をもって守れるかどうか。
  • ボールを保持する時間帯は大宮の方が長くなると見込まれる。
  • ボール保持時は中央を固める相手に対してDFを引き出す様な動きは出来るか、どれくらいライン間へ侵入出来るか注目。持たされている状態だけは回避したい。
  • 加えて、セットプレーはマジで要注意。試合内容が良くても先に失点すると余計に試合が難しくなるので、まずは先制点を奪いたい。
  • 個々人の質は大宮の方に分があるので、集中して試合に入ることが出来れば、大きく崩されることはないと思料。

 

まぁこんな事考えながら試合を見る人の方が少ないと思いますので、4節の注目ポイントを以下の通りとしたいと思います。

 

 

(4節の注目ポイント)

  1. 奪われた際に、すぐ守備に切り替えられるか。また、それはどういう形か。
  2. 中央を締めてくる相手に対して、どうライン間に侵入していくか。

 

ボールを持つ時間が長くなるであろう事を前提に設定してみましたが、こういった視点を取り入れてみると、また違った視点で試合を観れるのではないかなと思います。

 

先述のデータ通りならば、相手の攻撃が始まった時点である程度時間を作れているということですので、あとは一瞬で攻め込まれることがなければ良いですし、引いた相手に対して上手く崩すことが出来れば、今後に繋がると思います。

 

3.おわりに

ここまで1敗はしているものの、チームとしては悪くない状況だと思います。

 

徳島戦の勝利でだいぶ自信がついたんじゃないかと思いますが、山形に勝てれば更に勢いに乗ってくると思います。

 

今シーズン最大の難関であろう柏は、なんやかんやで3連勝中。

 

柏に関しては一気に落ちる事がなさそうなので、あまり差が開かない様に日曜日は勝利必須かなと思ってます。

 

そんな訳で次節も勝ちましょう!

 

以上

 

※現在大宮戦術談議会と称して、大宮サポの戦術好きの方々と定期的に会合を開いてます。その方たちのブログを張っておきますので、ぜひ見てください。また、興味ある方は是非是非お声がけを。Twitterもどしどしフォローして下さい!

 

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2019 Match day 3 プレビュー

 

 

0.はじめに

プレビューはしねぇ!

 

と豪語したものの、今週全くやることもなく、ただただ徳島の試合を見ていたら纏めたくなったのでします(笑)

 

なるべく完結にまとめて、試合前のお供にでもして頂けたらと思います。

 

3月9日時点で柏と水戸が3連勝。首位は水戸。慎太郎がだいぶ活躍してますね。

何なんですかね、大宮出ると活躍する説。

 

柏は苦しんでる印象があるものの、個でぶん殴れるのでやっぱ強いですね。当たり前だけど。

 

その他、京都や新潟が面白いなんて話もあり、甲府も調子良さげ。

 

前節で当たった琉球はめっちゃいいサッカーするし、鹿児島も同様。

 

去年より厳しいリーグになってるんじゃないのかっていう気がしてならないです・・・。

 

そんな中、大宮は0勝1分1敗の1ptと、スタートダッシュには完全に失敗しましたが、前回の記事でもまとめた通り、サッカー自体は悪いものではありません。

 

外野が騒ぎ出す前に、そろそろ勝っておきたいところです。

 

1.徳島の特徴

さて、3節はアウェイで徳島と。徳島の過去の試合についての詳細はこちらのブログを参照されると良いと思います。

 

awaraccoondog.hatenablog.com

 

1)フォーメーション

フォーメーションはスタート時「4-3-3」と「3-4-3」をこの2試合で披露してます。

また、

 

4バック時:(守備時)4-4-2 (攻撃時)3-2-5

3バック時:(守備時)5-2-3 (攻撃時)3-2-5

 

で、セットしてくるのが基本かなと思いましたが、この辺は相手によって変えてくると思うので参考程度。

 

既にご存知だと思いますけど、徳島はボールを保持して繋いでくるサッカーをしてきます。

 

2)攻撃面

①自陣からの組み立て(ビルドアップ

3バックの場合は3CBと2DHで、4バックの場合は2CBと1SB+アンカーとIHみたいな感じで「3-2」で組み立ててくるのがベースと思いました。

 

また、CBがワイドに開いてGKやDHが加わるパターンもあり。

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3バック時

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4バック時(SBが高い位置取れる)

 

特に大宮の場合はWBが高い位置を取るので、徳島は両SBを上げて押し込ませてしまう方が有効なのかなぁと思ったり思わなかったり、よく分からんって感じです。

 

とは言え、最終ラインはGK含めて大宮の3トップと同数、DH入れると4対3になるもののちょっと危険か。

 

大宮がプレスをしかけてこないようならこの形を取るかも?

 

②敵陣での攻撃

敵陣に入るとワイドの選手は大外に張るというのが基本なのかと思いました。

 

3バック時はWBの選手がそのまま前進、冒頭のC&Dさんのブログにもある通り、4バック時は左のWGが内に絞って左SBがかなり高い位置取りをします。

 

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大前、守備頼むで。

図のよう右SBまで攻撃参加してくる形があったかは見落としましたけど、こっちの事情を踏まえたらそうされると厄介(笑)

 

3バック時も外側のCB(HV)が参加してくる形になると思うので、大宮が3-4-3で入るのであれば、シャドーがどう対応するのかしっかりと整理しておかないと怖いかなと思います。

 

また、中央ではバイスが持ち上がって攻撃に参加してくると思いますし、1節ではとんでもないシュートを決めてますんで、この辺も注意ポイントかと。

 

③サイドチェンジ

上記②のように、ワイドが大外に張っているので守備側がボールサイドに寄った時に、その逆が孤立します。そこ目掛けてボールを蹴りだすシーンが多々あり。

 

岐阜戦ではWBの岸本が目立ってましたんで、大宮のWBの守備もカギになるかもしれません。

 

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④ただ怖さがあるかと言えば・・・

こうしてまとめると色々仕掛けてきそうな印象ですが、最後の迫力が若干かけるところがあり、中央を締められて攻め手がなく、サイドチェンジで対応みたいな感じが多かったかなと思いました。

 

なので、守備さえしっかりすればチャンスはあるものと思われます。

 

2)守備面

①セットした状態

一方の守備面ですが、詳しいところは紹介した記事を参照にしてください(笑)

 

プレッシングは守備的プレッシングと攻撃的プレッシングを使い分けながら、少なくともセットされた状態ではめちゃくちゃ崩される印象はなかったです。

 

②攻→守(ネガティブトランジション

先ほど攻め手がなくサイドチェンジで・・・と言いましたが、ビルドアップ中にインターセプトされピンチに繋がるシーンが多かったと思います。

 

鹿児島戦も2失点はそこからだったと思います。

 

ネガトラは中央をCBとDHで予防してますが、例えば

 

  • バイスが上がってきた時の対応がイマイチ
  • 前からプレスをかけると、意外とミスる

 

等といったシーンが多々あったので、カウンターはポイントの一つになるかもしれないなと思ってます。

 

2.試合予想

1)大宮のここまで

大宮のここまで2試合を超完結にまとめると、

 

  • 守備は5-4-1で守るけどシャドーの守備が不安
  • 前節では5-3-2で守って一定の成果はあり。
  • 一方で失点もしているので不安な面も多い。
  • 攻撃時は3-2-5か4-1-5
  • ファンマを起点とした攻撃
  • 両サイドのCBも攻撃参加
  • WBがフィニッシャーになる形を落とし込んでいる
  • 左サイドでの三角形なり菱形を作っての崩しがある
  • カウンターも大山の展開を中心に仕込んでいる
  • とはいえ、全体的な完成度はまだこれから

 

という感じかと思います。というか、箇条書きできるのが嬉しいですね(笑)去年なんだったんだろ。

 

2)システムの嚙み合せ

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一応、徳島は4-3-3で予想してみました。

 

単純にならべてみると、岩尾って誰が見るのって形になるんかなと思いましたが、いずれにせよ岩尾清武は中心になってくるので、ここに入れさせないような守備をまず考えることでしょうか。

 

3)データ

〇対戦成績

過去5試合の両チームの対戦成績は

 

1勝1分3敗

 

と完全に分が悪いです(笑)大丈夫かこれ。

 

〇スタッツ

(大宮)

・ボール支配率 50.7%

・攻撃回数 121回

インターセプト 2.5回/1試合

・シュート 12本/1試合

・枠内シュート 7本/1試合(リーグ1位)

 

(徳島)

・ボール支配率 60.8%(リーグ1位)

・攻撃回数 128回

インターセプト 3回/1試合

・シュート 16.5本/1試合

・枠内シュート 6本/1試合

 

まだ2節までのデータなので微妙ですが、ボール保持は相手に分があり。シュートも大宮より打ってるけど、精度は大宮の方が今のとこあるかなってとこでしょうか。

 

もう少し色々なデータがあるとまた違った見え方がするでしょうか。

 

 

4)まとめ

徳島の概要と大宮のこれまでやデータを踏まえて考えると、すげーざっくりですが、

 

  • SBが高く位置取ればWBが押し込まれて、カウンターで攻める際の迫力に欠けそう。
  • 一方で、繋いでくるチームの割にインターセプトされがちなので、そこは確実に狙う必要がある。
  • PSMのようにライン裏に出して、DHが中に入っていくようなシーンを作れると良いか。それで結果ラインが引き下がると尚良いが。
  • それに失敗しても、ボール保持して大前、中村、河面+αで崩すことは可能なので焦る必要はない。
  • 試合全体としてはボールを持たれる時間帯の方が長くなると思うので、まずは守備、コースを制限するのかプレスをかけるのかハッキリすること。
  • 最終局面での怖さはそこまでない。
  • 故に、自陣に押し込まれた際はマークが整理出来れれば大丈夫。出来てないとやられる。間違いなく。
  • 岸本、清武、岩尾は注意。
  • そもそも監督注意。

 

という感じで、恐らくボールを保持される時間帯が長くなるかなと。

 

一方、相手に持たされている状態にさせちゃえば、守備面はそれで良いかなと。

 

あとは、少ないチャンスを仕留めることですね。これが出来れば大丈夫でしょう。

 

徳島への苦手意識払拭と、今シーズン初勝利、期待しましょう!

 

以上