Match Day

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No football No life

シーズン振り返り

まずは皆さん、今シーズン1年間お疲れ様でした。

 

非常に残念な結果でしたし、最後の試合も残念な内容で、中々辛いです。

 

PO、まだ一回も見返してません。つか見返せない(笑)

 

試合終了と同時に、大前が仰向けで空を見つめてたシーンはちょっと泣きそうになってしまいました。

 

先日、石井監督の退任とチームを盛り上げてくれた加藤順大の契約満了が発表されました。

 

これに関する議論は置いといて。

 

2019年シーズンに向けて、各所既に動きを見せ始めてます。

 

この時期は移籍市場で一喜一憂してしまいますが、今シーズンを振り返って何が足りなくて、来年どうしなければならないか考えてみたいと思います。

 

 

1.チームの方向性

今シーズンの目標は言わずもがなJ2優勝&昇格でした。スローガンはONE。

 

そして、石井前監督の基本コンセプトは何だったのかというと、所謂縦に速いサッカー。

 

これは大山さんのインタビューで分かります。

 

大宮・大山啓輔が語る序盤戦。昇格に向けてここから巻き返す【インタビュー】-LEGENDS STADIUM 最新サッカーニュース・公式動画配信中www.legendsstadium.com

 

じゃあ具体的な戦略の部分はというと、恐らく以下、

 

①前からプレスをかけボール奪取し、素早く攻撃に転じチャンスを生み出す。

 

②ポゼッション時は、サイドに人数をかけ流動的に、ボランチ等も駆け上がってきて、相手の守備陣の裏を突く(?)

 

ってとこでしょうか。②は正しいか不安。他に色々あると思いますけど、振り返ってみても大まかにはこの2点かと。

 

まとめると、

 

  • 理念:ONE(大宮に関わる全員が1つになる)
  • 方針:縦に速いアグレッシブなサッカー
  • 目標:J2優勝&昇格
  • 戦略:①と②

 

って感じで、まぁ特に問題なさそう。

 

という事で、初期の方向性自体は特に悪いものではなかったのかなと。

 

 

2.なかなか結果が出ない日々

プレシーズンがまずまずの出来で、開幕戦ではこういった崩し方からゴールを奪い、良いスタートを切った様に思えました。

 

 

 

一方、大山さんが語る通り、攻撃に出た際のリスク管理が全くされてないという問題も。

  

 

 

更に、戦術的に優れている、或いはスカウティングが上回っているチームに対しては完璧に崩されるというパターンもありました。

 

 

 

ただ、確かに序盤の攻撃にはまだ一貫性があって、17節くらいまでは似たような形を作れていたんですね。

 

 

 

 

 

 

ただ、こうした形で得点が取れなかった。

 

それに反して、チームはその後8戦負け無しとようやく上り調子になり、「これで行けるぞ」というムードが作り上げられてしまった。

 

振り返ってみれば、この2点が後々に響いてきてしまったように思います。

 

 

3.ターニングポイント

安定しなくなるターニングポイントはいくつかあると思います。

 

人によって変わるでしょうが、私はこのシーンかなと思います。

  

 

このアウェイ東京V戦は、8戦負けなしで迎えた徳島戦に敗れ、続く松本戦にも10人相手に負け、その後の熊本戦で何とか勝利し、さあ立て直すぞ!という、大事な試合でした。

 

試合前後の順位表がこちら。

 

試合前

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試合後

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まぁ順位もそうなんですが、こういったツイートもされてます。

 

 

我々の戦略である前からプレスをかけるという事が、シーズンを折り返して数試合経過した時点で、完璧にいなされている。

 

いなされたのか、或いは何も考えないでプレスをかけにいってるのか。

 

恐らく後者の可能性が高いと思われます。

 

シーズン当初に構想していた戦略①が機能しない。

 

一方、目標であるJ2優勝昇格はチームとしての至上命題である。

 

その結果、戦略を変えざるを得ないハメになったのではと推察してます。

 

皮肉にもプレーオフ1回戦は東京Vとの戦いで、両チームの差が浮き彫りになる形となってしまいました。

 

1年でのJ1復帰を果たせず。大宮アルディージャに足りなかったもの(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュースheadlines.yahoo.co.jp

 

 

4.戦略と戦術

そもそも戦略を遂行するには、戦術が必要になってきます。

 

「戦略」と「戦術」 - 違いがわかる事典chigai-allguide.com

 

 

この記事にもある通り、

 

目標を達成するための総合的・長期的な計画手段が戦略で、その戦略を行うための具体的・実践的な計画手段が戦術である。

 

という事になります。

 

チームに当てはめて考えると、目標を達成する為の戦略は用意してたけども、戦略を実行する為の戦術に実は不備があった。

 

前プレの問題は、27節東京V戦で素人目にも分かる形で晒されることとなりました。

 

また、カウンター後の守備の問題は2.項で載せた大山さんのインタビューでも触れられています。

 

推進力を持って前に行けば、後ろにスペースを空けることになる。その攻撃が成立しなかったときには、相手に大きなスペースを与えたり、相手にボールを握られる時間が長くなったりする。今季の最初の方はそれがすごく多かった。(ボールを)取って前に行きたいけど、そのボールがつながらずに、カウンターを食らうというような…。これは、守備陣の問題というわけじゃなくて、チーム全体としてボールの保持と前に行くタイミング、その攻撃の仕方という部分に課題があったのだと思います。

 

これらを踏まえると、戦術的な落ち度は間違いなくあったとは思います。

 

 

5.問題の本質

そもそもサッカーは相手がいて成立するもの。

 

相手がいて、じゃあどうやって戦うのかというのが戦術かと思います。

 

しかし今シーズンは、ホントに相手を分析したのかという試合が数知れず。

 

前述の東京Vに対する前プレ、5バックチームのWBへの対応、シーズン終盤の京都戦のCB持ち上がりへの対応。

 

そしてプレーオフ1回戦…。

 

それ以外も、相手の思い通りにやらせてしまう試合は沢山ありました。

 

唯一、相手に合わせて戦術を仕込んできたのは、やってくるサッカーが明らかである町田ゼルビア戦(@熊谷)くらいでしょうか。

 

あとはマテウスのぷちWB化もありましたね(笑)

 

相手を上手くスカウティング出来なければ、いくら練習しても戦術は無いも同然になってしまうのでは。

 

結局の所、

 

  • 当初仕込んでいた形からなかなか点が取れず、個人の質に頼る形へ徐々に依存してしまった。
  • 8戦負け無しという結果を「出してしまい」、相手に合わせた戦い方が出来ないという問題を修正出来なかった。
  • そこを東京Vにタコ殴りされた。
  • 戦術が通用しなくなる。
  • 目標達成の為、場当たり的に凌ぎつつ、最終的には守ってカウンターというシンプルな形に落ち着いてしまった。
  • 問題解決が図れた訳ではないので、東京Vの様なチームに対しては、結局チンチンにやられてしまう。

 

という悪循環で、大きな積み上げもなく今シーズンが幕を閉じてしまった、というところでしょうか。

 

6.来シーズンに向けて

石井前監督が退任され、色々な意見を目にします。どれも正しいかなと思います。

 

石井前監督は人柄の良さが溢れ出ているし、昨年完全に終わっていたチームを拾ってくれ、私も感謝の念しかありません。

 

ただ、彼は元々下地があるチームの方が適しているのかなと思います。

 

今シーズン、大宮には立ち返るスタイルが無い、或いは失われていることがハッキリしたと思います。

 

家長が不在になって以降、この2年は迷路に迷い込んでしまっています。

 

今必要なのは圧倒的な質のある選手ではなく、

 

  • チームの長期的なプランとその明確化
  • それに合ったコンセプトと戦術を持った、強烈な監督
  • そして、それを継続させるクラブとサポーターの覚悟

 

かな、と思います。

 

 

20年も続いているクラブであれば、こうした悪い時期を迎える時もあるでしょう。

 

ここを正しい形で乗り越えれば、きっと次に繋がると思います。

 

一回落ちても、また上がっていく事は可能です。毎年2クラブは昇格できるので。

 

来年は必ず昇格しましょう。

 

以上

 

※オフシーズンのブログは悩んでますが、移籍動向中心に書いていこうかと思います。海外も取り上げたいけど、そのスキルが…。