Match day

大宮の試合に関するまとめ

2019 Match day 3 レビュー&Match day 4 プレビュー


【公式】ハイライト:徳島ヴォルティスvs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第3節 2019/3/10

 

結果 徳島0-1大宮

 

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3節両チーム スカッド

 

 

0.はじめに

皆さん、ご安全に。

 

なかなか仕事が大変な時で、ブログの更新が遅れてしまいました。挨拶もついつい仕事に釣られて製造業スタイル。

 

さて、ようやく今シーズン初勝利を得ました!しかも、めっちゃ良い試合。

 

メンバーを入れ替え、前節までの反省点を見事に修正し、バブンスキーのゴラッソでウノゼロですよ。最&高。

 

そんな訳で、3節をレビューしていきたいと思いますが、今回は今までより簡潔にしていきたいと思います。

 

その分、次節のプレビューもしていきたいと思います。今後は(体力が持てば)極力プレビューをしていこうと思います。

 

 

1.徳島戦レビュー

1)守備面

①ファンマの岩尾ストーカー

これまで基本的に「5-4-1」の布陣で守っていた大宮ですが、この日はシャドーを上げて「5-2-3」で守る事が多かったと思います。

 

前回プレビューでも少し触れましたが、徳島が4バックだった場合に「岩尾誰が見るの問題」が発生する恐れがありましたが、大宮はその監視役をファンマに任せます。

 

 

簡単に図解してみました。図解は自信がないので、間違ってたら指摘してください。

 

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動画の少し後のシーンになります。これまでは、ファンマがボールホルダー(このシーンはGK)に対して最初にプレッシャーをかけに行っていたと思います。

 

しかし今節は、シャドーが大外のコースを切りつつ正面のCBを監視。ファンマは岩尾、DHも奪いに行けるように準備しておくことでパスコースを制限。

 

結果、ロングボールしか放れないという状況に追い込んでました。

 

ここのポイントは、ファンマも重要なタスクを任されてますが、各大宮戦術系ブログでも課題として触れられていた、シャドーの守備。

 

闇雲にプレスをかけず、かけてもしてもしっかりコースを切る…ちゃんと改善されてました。去年を考えると、ちょっと感動です(笑)

 

と、同時に今節はとにかく次のこと意識していたと思います。

 

②とにかく中央に縦パスを入れさせない

少し長いですが、この動画が分かりやすいでしょう。

 

 

縦に入れさせないことを意識しながら、時折攻撃的なプレッシングを交え徳島に何もさせません。

 

結局徳島の選手が1人DH脇まで下がってボールを受け、DFラインの背後にボールを供給するものの不発。

 

まあ、若干酒井が岸本に後れを取っているように見えますが、見なかったことにしましょう。

 

このように中央を制限してミスを誘発するか、プレッシングを交えてサイドに誘導しながら狩りに行く、というのがこの試合の守備のベースだったんじゃないかなと思います。

 

縦に入れさせないということは、ライン間に侵入させないという事でもありますから、その課題もクリアしてきます。

 

③岸本対策

徳島は前節、岸本へのサイドチェンジで多くのチャンスを作っていました。

 

今節も、その狙いがあったと思いますが、これに対しても大宮はしっかりと対応を図ります。

 

 

岸本が使いたいスペースを、酒井や河面でしっかりと埋めておくという対処は、かなり徹底されていたと思います。

 

結果、前半で岸本は交代。ほぼほぼ何もさせなかったと思います。

 

2)攻撃面

①大体のことが詰まっているゴールシーン

攻撃については、バブンスキーのゴールシーンを取り上げたいと思います。

 

 

前節までにも、切り替えの部分に関しての意識は垣間見られましたが、この試合は全体を通して、その意識が高かったと思います。

 

このシーンも奪ってから時間をかけずにファンマに当て、ファンマがバブンスキーに落として、あっという間に敵陣に侵入します。

 

②サイドでの三角形形成

しかし、カウンター自体は不発。そこで、バブンスキーが時間を作って上がりを待ちます。

 

そして、このブログや各大宮戦術系ブログでも語られている通り、サイドでの三角形(或いはひし形)形成で崩しにかかります。

 

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バブンスキーの質・・・だけではない

結局、綺麗に崩せなかったものの、バブンスキーにボールが収まりドリブルで中央へ侵入。

 

ゴール前にはそれなりに守備が居る状態だったものの…

 

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画像の通り、

 

  • ファンマはDFがべた付き。富山と渡部はDFラインの背後を取ろうとする。
  • このことで、DFはボールホルダーに対してなかなか詰められない。
  • 結果的にバブンスキーには十分すぎるシュートスペースが確保される。

 

という状況が生み出せました。要は、一人の力では成し得なかったゴールということです。

 

バブンスキーの質は、ドリブルでのキープと塞がれたシュートコースを回避してゴールを決めたという部分。

 

 

このように、このゴールは

 

  • 切り替えの意識
  • チームとして狙いを持った攻撃
  • 選手の質

 

という、今シーズンの大宮の攻撃を一纏めにしたようなシーンではないかと、個人的には考えてます。

 

3)レビューまとめ

 

これまでの課題を見事に修正し、また、今シーズンの狙いもハッキリ見て取れたこの試合。

 

スコアは1-0ですが、内容的には大変素晴らしかったと思います。

 

徳島にはほぼほぼ何もさせてません。

 

本当に最高の監督が就任してくれたのかもしれません…。

 

そうなると気になるのは次節ですよね!

 

2.山形戦プレビュー

1)山形の戦い方

①フォーメーション

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山形も大宮と同じく、3-4-3のフォーメーションでここまで来ています。

 

選手の特徴としては、阪野のフィジカル、三鬼の精度高いクロスでしょうか。あと坂元って選手もドリブル出来てゴールも決めれて、すごく良い選手です。

 

②守備面

守備については、基本的には引いて守って中央のパスコースを制限、時折高い位置からプレッシングをかけてきます。

 

 

恐らく守備陣形をコンパクトにして中央を絞り、サイドで奪いたい意図があるものと思われます。

 

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サイドは空けて中央を絞る

因みに画面じゃ切れてますが、右下にWBがいます。これが相手の大外の選手を見張っているような形になります。

 

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こちらも同様、縦パスを阻止してサイドに誘導する意図があるのではないかと思います。

 

③攻撃面

基本的にはカウンターがベースのチームだと思います。

 

攻守の切り替えについては結構な速さで行われます。

 

切り替えの部分で負けないというのは、次節のポイントの一つかもしれません。

 

じゃあそれだけなのかっていうと違くて、押し込んだ場合でも大宮同様サイドでの崩しを仕込んで来ているものと思われます。

 

頻度は多くありませんが、相手にボールを持たれる時間帯では注意しとくべきでしょう。

 

以上をまとめると、

  • 守備がしっかりしており、コンパクトに守ってくる。
  • 攻守の切り替えの意識が徹底されている。
  • ボールを保持されて押し込まれた場合、サイドで崩してくる可能性がある。
  • 触れてはいないが三鬼のクロス精度は危険、セットプレーは武器。

 

というのが、山形に対するざっくりした印象です。

 

2)スタッツ等

スタッツはFootball Labさんから引用しました。因みにKAGIとAGIというデータがあって、

 

【KAGI】

  • 相手の攻撃時間のうち、自陣ゴールから遠い位置でボールを持っていた時間の割合が高い
  • 相手の攻撃が始まってから、自陣のペナルティエリアまで到達するのにかかった時間が長い

 

場合に高くなる指数。

 

【AGI】

  • 攻撃時間のうち、相手ゴールに近い位置でボールを持っていた時間の割合が高い
  • 攻撃が始まってから、敵陣のペナルティエリアまで到達するのにかかった時間が短い

 

場合に高くなる指数とのことです。

 

要は、これまでの守備指標は直接的なプレーから算出される=守備的なチームの方が高くなる傾向であったのに対して、「チームとしての守備力=攻め込まれている状況そのもの」に対する指標ということです。

 

面白いデータかなと思いましたので参照してみました。詳しくはリンクを参照下さい。

 

www.football-lab.jp

 

それらも含めてスタッツをピックアップしてみました。

 

 (大宮)

ボール支配率:47.8%(リーグ14位)

インターセプト:平均3.3回 (リーグ3位)

タックル:平均26.3(リーグ6位)

シュート成功率:11.7%(リーグ7位)

ゴール数:平均1.3 (リーグ7位)

被シュート成功率:10.8%(リーグ14位)

被ゴール数:平均1.3(リーグ13位)

30mライン進入回数:平均36回(リーグ11位)

KAGI:56.1(リーグ2位)

AGI:54(リーグ7位)

 

(山形)

ボール支配率:45.6%(リーグ19位)

インターセプト:平均2.3(リーグ13位)

タックル:平均32(リーグ1位)

シュート成功率:14.3%(リーグ4位)

ゴール数:平均1.7(リーグ4位)

被シュート成功率:6.7%(リーグ10位)

被ゴール数:平均0.7(リーグ5位)

30mライン進入回数:平均22.7回(リーグ21位)

KAGI:48.3(リーグ10位)

AGI:52.4(リーグ9位)

 

山形のゴール数と失点数に目が引かれますが、タックルがリーグ1位なんですね。大宮はインターセプトがリーグ1位です。

 

また、KAGIは大宮が高いということで、3節終えた時点では割と上手く守れてきたってことになるのかなと。

 

確かに琉球戦のショックで忘れそうですが、甲府戦・徳島戦は無失点ですからね(笑)

 

3)4節のポイント

そうしたことを踏まえて色々考えてみましたが、

 

  • ミラーゲームとなるので、当然1vs1の勝負に負けない事が試合を左右する。
  • 特に、攻守とも切り替えの局面で負けると、難しい試合展開もあり得る。
  • 相手に持たせてる状況では、押し込まれなければ大丈夫。徳島戦の様に意図をもって守れるかどうか。
  • ボールを保持する時間帯は大宮の方が長くなると見込まれる。
  • ボール保持時は中央を固める相手に対してDFを引き出す様な動きは出来るか、どれくらいライン間へ侵入出来るか注目。持たされている状態だけは回避したい。
  • 加えて、セットプレーはマジで要注意。試合内容が良くても先に失点すると余計に試合が難しくなるので、まずは先制点を奪いたい。
  • 個々人の質は大宮の方に分があるので、集中して試合に入ることが出来れば、大きく崩されることはないと思料。

 

まぁこんな事考えながら試合を見る人の方が少ないと思いますので、4節の注目ポイントを以下の通りとしたいと思います。

 

 

(4節の注目ポイント)

  1. 奪われた際に、すぐ守備に切り替えられるか。また、それはどういう形か。
  2. 中央を締めてくる相手に対して、どうライン間に侵入していくか。

 

ボールを持つ時間が長くなるであろう事を前提に設定してみましたが、こういった視点を取り入れてみると、また違った視点で試合を観れるのではないかなと思います。

 

先述のデータ通りならば、相手の攻撃が始まった時点である程度時間を作れているということですので、あとは一瞬で攻め込まれることがなければ良いですし、引いた相手に対して上手く崩すことが出来れば、今後に繋がると思います。

 

3.おわりに

ここまで1敗はしているものの、チームとしては悪くない状況だと思います。

 

徳島戦の勝利でだいぶ自信がついたんじゃないかと思いますが、山形に勝てれば更に勢いに乗ってくると思います。

 

今シーズン最大の難関であろう柏は、なんやかんやで3連勝中。

 

柏に関しては一気に落ちる事がなさそうなので、あまり差が開かない様に日曜日は勝利必須かなと思ってます。

 

そんな訳で次節も勝ちましょう!

 

以上

 

※現在大宮戦術談議会と称して、大宮サポの戦術好きの方々と定期的に会合を開いてます。その方たちのブログを張っておきますので、ぜひ見てください。また、興味ある方は是非是非お声がけを。Twitterもどしどしフォローして下さい!

 

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