【公式】ハイライト:V・ファーレン長崎vs大宮アルディージャ 明治安田生命J2リーグ 第6節 2019/3/30
結果 長崎0-1大宮
0.はじめに
さて、三連戦の初戦です。
ブログ書く側にとってもこの三連戦は結構つらく、仕事やってたら尚のこと厳しいです。
と言うか全部は書けません!(笑)
ってことで、三連戦中は自身の振り返りだと思って、超簡易版で行きたいと思います(笑)
サクサクいきますよ!
1)スカッド
まずスカッドは以下の通りです。
大前がスタメン復帰。果たして守備面でどうなるか不安はありましたが、結果としては大丈夫でしたね。でしたよね?
2)ポイント
さて、この試合のポイントは前回のレビューに書いた通り、以下2点になります。
改めて今日のポイントは
— Mexicorange (@mexicorange) 2019年3月30日
①奪ってからの切り替え
②相手がボールを持たされてるという状況にさせれるか。#ardija
因みに前回のブログは以下です。
①については、奪ってから素早く攻撃に切り替え出来るか。
②については縦パスを制限しながら、相手にボールを「持たせてる」という状況に出来るか。
という事になりますが、この2点に絞って確認していきたいと思います。
1.奪ってからの切り替え
結論から言うと、出来ていたと思います。特に前半。
3/30・長崎戦 16分 #10元紀 が前線で上手くボールを引き出し連続でシュートを放つ
特に1本目のシュート前ですね。
上手く前からのプレッシングがハマって、すぐに攻撃に転じることが出来ました。
更に、
カウンターは失敗するも、縦パス通さないで素早く攻撃に移るシーン。#ardija pic.twitter.com/nXI0z5Sdxx
— Mexicorange (@mexicorange) 2019年4月1日
次項とも重なりますが、縦を制限してから素早く攻撃に転じる意識ははっきりわかんだねって感じでした。
長崎のネガトラに若干問題がありそうなことはスカウティング済だったように思われます。
残念なのはこれが得点に繋がらなかったことですが、これは長崎のGK徳重が当たっていたこともあり、致し方なしかなと。
こうして狙いをもって攻撃をしているという事実が大事でしょう。
2.縦パスの制限
「縦に入れさせない」という意識は非常に高かったと思います。
その一つが前項の動画になりますが、以下のシーンも同様です。
とりあえず何とか縦に出させないキャプテン。#ardija pic.twitter.com/ZlxYBVSolI
— Mexicorange (@mexicorange) 2019年4月1日
変にプレス行くなよ!サイドは切らなくて良いからな!
と思ってたら、ちゃんとやってくれたので安心しました(笑)
この試合、大前の守備に関しては大きな問題にはならなかったかなぁ、と思ってます。
ならなかった「だけ」かもしれませんが(笑)
大前の守備タスクは、多すぎないである程度明確に出来ればなと思ってましたが、何となくこの試合がベースになりそうな気がします。
それと、チームとして縦を制限するという意識が高かったのも好印象でした。
3.まとめ
という事で、5節で挙げたポイントがうまく出来ていた点だけみても、非常に満足な試合となりました。
守備に関しては、とりあえずは今の形を積み上げていくことでしょう。
何やかんや、流れで取られたのは琉球戦だけ。
若干サイドの守備にまだ不安が残りますが、これは試合を重ねて精度を高めるしかないでしょう。
そして、攻撃面。
今日は記してませんが、サイド攻撃等攻めの形もだいぶ整ってきたかなと。
あとは流れで取れると最高ですね。そろそろ決まりそうな気がしますが。
セットプレーで得点出来たこともプラス材料。
困ったときはセットプレーで取って、何とかptを積み重ねてくしかないですからね。
こうなると次節の岡山戦が非常に楽しみになってきます。
4.7節岡山戦プレビュー
まず、先に言っておきますが岡山強いです。
何というか、全体的に強度が高い。
皆さん舐めてはいないと思いますが、気を引き締めて試合に挑んだ方が良いと思います。
1)スタッツ
さて、スタッツの比較です。
ぱっと見、そんなに大差ないように見えますね。
やはりグラフ化しても、大きな差は見えてこないです。強いて言えば、被攻撃回数が若干多い割に、失点が少ないといったところでしょうか。
平均ポゼッションについてもほぼイーブン。さらに、
AGIとKAGIの比較(データの内容は前回のブログ参照願う)についても、若干大宮の方が高いくらいで、ほとんど変わらないといった両チームです。
そうなるとデータ上は、
- 岡山も監督交代初年度であるものの、攻守ともある程度整備されている。
- 特に守備は1試合平均0.8失点。長崎も同様であったが、KAGIの数値から見るに岡山の方が崩しにくい可能性がある。
- 得点数等はイメージ通りの岡山。一方、インターセプトは大宮と同数(リーグ3位)なので、「奪われた後の守備」はポイントになるか。
といったところでしょうか。
2)嚙み合せ
恐らく4-4-2で挑んでくると思われます。となると、前節同様シャドーの動きが攻守とも重要になってきそう。
また、三連戦の中日という事で、両チームターンオーバーしてくる可能性もあります。
3)岡山の戦い方
①攻撃
前節の対甲府をチェックしました。
攻撃面のポイントは2つ。
- ポジティブトランジション
- DFラインの裏
かと思います。
トランジションについては、中央で回収してから素早くイヨンジェへ!
奪って一気に敵陣に攻め立てる岡山。#ardija pic.twitter.com/cJsNaAONB1
— Mexicorange (@mexicorange) 2019年4月1日
ってパターンや、前方に蹴ったファジーなボールを回収して攻め立てる!
ファジーなボールを回収しにかかる岡山。ファジアーノだけに。#ardija pic.twitter.com/nybx2CrP9O
— Mexicorange (@mexicorange) 2019年4月1日
ってパターンが多かったと思います。
また、イヨンジェはじめ裏を取ってDFラインを引き下げる動きも多々あり。以下は一例。
ただ、裏を取った後の攻め手はまだ整備できてない印象も受けます。どっちかというとトランジションが怖いです。
②守備
度々このパターンが登場しますが、コンパクトに守備陣形を保ちながらサイドに誘導する形を取ってきます。守備が堅いチームは基本これが出来てるよね。
これは甲府がサイドチェンジしたシーンですが、あまりこうした場面は見られませんでした。
甲府はどちらかというと縦パスを意地でも通したいマンって感じでしたね。
岡山は割とボールサイドに圧縮してくる印象があったので、その逆は狙い目にはなってくると思います。
また、とにかく揺さぶりをかけることでゾーンを広げ、縦パス通すということも出来るかなと思います。
ただ、良いタイミングでプレスをかけてきたりするので、ボール保持時は結構苦労するかなという印象でした。果たしてどうなるか。
4)まとめ
という事で岡山戦のポイントは、
- 相手のポジトラ対策、大宮視点でいうとネガトラはしっかり整備されているか。
- コンパクトに保ってくる相手に対して、サイドチェンジ等を用いながらビルドアップを図れるか。
の2点に絞りたいと思います。
岡山については、攻撃の形がまだこれからという印象でした。
敵陣で崩すというよりは、トランジション、セットプレーのこぼれ球とかで点数を取るイメージ。これを防げるか。
一方で守備は堅いです。大宮は焦らずに、相手の敷いたゾーンに侵入出来るかどうか。
そこをポイントに見ると楽しいかもしれません。
いずれにせよ、連勝が欲しいですね。これに勝てば岡山を抜くことも出来ますし、一気に上位へ上がる可能性も出てきます。
桜も見ごろとなったこの季節に、大宮のサッカーも無事満開となるでしょうか(ん?
次節も勝ちましょう!
以上